いつもご訪問ありがとうございます。
Professional Support 代表の古川真行です。
巷には様々なトレーニング法がありますね。
ストレングストレーニングやパワートレーニングを行うのに、マシンやらダンベルを使ったり。
チューブやバランスボールを使ってやらなんやらと。
ヨガやピラティスもトレーニング法の一つですよね。
ほんとうにたくさんのトレーニング法が溢れています。
その中でも行き着くのに指針とすべくお勧めしたいのが、ファンクショナルトレーニングではないかと思います。
ファンクショナルトレーニングを知るに当たって、私のお勧め書はこちら。
ファンクショナルトレーニング―機能向上と障害予防のためのパフォーマンストレーニング
非常に分かりやすく、丁寧に書かれていると思います。
著者の人柄が出ていて、文体に好感も持てます。
こちらは本物の情報が載った本ではないかと思います。
本物の情報か偽者の情報かを見極めるのも、顧客に反映することならば、本気で選ばないといけません。
何度も読み返していますし、今でも何かヒントがないかと読み返す時があります。
本物って何度も読み返したり観返したりしますよね。
褪せない。
全く日常動作で必要としない動きを習得しても、あまりメリットはないように思います。
出来るだけ機能的に、日常に活きる動きこそ必要性があるとは思います。
が、しかし、こちらの本の冒頭にもあるように、ファンクショナルトレーニングだけをしていれば、全てが満たされるとは思っておりません。
私の顧客の属性は、運動初心者から中級者までとなっております。
ファンクショナルトレーニングとは追求していくと難易度が上がっていきますので、運動上級者でないとできないフォームのエクササイズが主になってくるのですよね。
運動初心者ではとても出来ません。
出来ないものを提供するのは、指導者として不適切ですよね。
後々に目指すところはよりファンクショナル(機能的)であると好ましいですが、順序としては初期に提供しづらいトレーニング法でもあります。
ある一例を。
三ヶ月と期間を決め、ダイエットを目的としてトレーニングに来られた顧客に、運動内容を習得する期間があるのか。
もちろんありません。
なにはともあれ安全最優先で、消費量の引き上げを考えます。
ご自宅で可能な範囲でのエクササイズ内容をプログラムしたり、運動をする時間を工夫したり。
そうなってきますと、エクササイズの内容はより難易度が低く、習得の早いエクササイズを選択します。
時間がありませんからね。
そこに習得度の高いファンクショナルトレーニングの出番はあまりありません。
顧客の目的地に対して最短のナビゲーションをするのが運動指導者の仕事です。
ファンクショナルトレーニングは最高(私の独断と偏見)のトレーニング法であり、男女問わず推進していきたいトレーニング法であります。
しかし、時と場合によっては最高が最適とは限りません。
自分の理想を押し付けるのではなく、顧客に対して常に最適な判断をしていきたいです。
皆さまの目的達成が私の幸せです。
最後までお付き合いありがとうございました。